豊かなる一日 ~TAKURO & his BIG GROUP with SEO

吉田拓郎 豊かなる一日 ~TAKURO & his BIG GROUP with SEO歌詞
1.今日までそして明日から

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかの力を借りて
時にはだれかにしがみついて
わたしは今日まで 生きてみました
そして今 私は思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかをあざ笑って
時にはだれかにおびやかされて
わたしは今日まで生きてみました
そして今 私は思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかにうらぎられて
時にはだれかと手をとり合って
わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしにはわたしの生き方がある
それはおそらく自分というものを
知るところから始まるものでしょう
けれど それにしたって
どこで どう変わってしまうか
そうです わからないまま生きて行く
明日からの そんなわたしです

わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました

そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと


2.人間の「い」

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

じれったい 抱きしめたい
うしろめたい いとおしい
許せない いくじがない
信じていたい 心地よい

ぎこちない 口づけたい
やりきれない にべもない
おこがましい 味気ない
あられもない いさぎ良い

冗談じゃない うばいたい
つめが甘い 人がいい
やぶさかでない うかがいたい
正直じゃない もどかしい

それが欲しい
それがしたい
それが 望まし うらやまし
はしたない 恩きせがましい
それが恥ずかし おくゆかし
人間の「い」
僕達の「い」
いつだって「い」
これからも「い」

さりげない 結ばれたい
ふがいない そつがない
みもふたもない いじらしい
とりとめもない 古くさい

そそっかしい 離れたい
そこはかとない ういういしい
喜ばしい たわいない
てっとり早い つつがない

いさぎよい しらじらしい
心もとない こそばゆい
理屈っぽい つまらない
長ったらしい ゆるぎない

まわりくどい おぞましい
まぎらわしい ありがたい
ふてぶてしい きなくさい
残り少ない 生きてたい

それが欲しい
それがしたい
それが 望まし うらやまし
はしたない 恩きせがましい
それが恥ずかし おくゆかし
人間の「い」
僕達の「い」
いつだって「い」
これからも「い」

人間の「い」
僕達の「い」
永遠の「い」
命がけの「い」


3.君去りし後

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

「好もしからざる女」だった君の
監禁された 唄をきいていると
酒さえもいらないと思ったものさ
もういちど君が
ぼくの退屈さを盗んでくれるなら
すべての女と縁を切ってもいい

そうさ君のいた頃の この部屋の扉は
いつだって夜に 向かってひらかれて
マネキンさえ踊る
陽気なブルースを歌ってたよ

君が去ったあとは 君が去ったあとは
君が去ったあとは
てんではっぴいになれないんだよ

「飼われた女」になった君は
おあいそ笑いの人形でしかない
けっこうテレビが似合うようになったね
もう帰って来なくてもいいよ
どんな餌が君を 誘惑してしまったのか
あやつっている男は
どんな奴なんだろう

君の居ないこの部屋のステージで
昨日から厚い化粧の女が
味噌汁みたいな恋唄を 唄い始めてるよ
昔の仲間は寄りつかなくなったよ

君が去ったあとは 君が去ったあとは
君が去ったあとは
てんではっぴいになれないんだよ


4.花の店

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

なだらかな坂の途中
花の店がある
長い雨もあがったらしい
淡い光がさしてきた

ぼくはいつも窓側の
同じ椅子に座り
コーヒーなど飲みながら
店の方を見ている

恋人らしく、はなやぐふたり
内気そうな少女もいて
花の店は坂の途中
花の店は坂の途中

夕陽射す、ビルの谷間
花の店の前
なぜか人は立ち止まって
ほほえみながら花を見る

春は春の花々が
彩りをそえて
訪れる人も流れながら
また、変わってゆく

照れくさそうな男たちや
杖をついた老人もくる
花の店は坂の途中
花の店は坂の途中

ぼくはいつも窓側の
同じ椅子に座る
誰か先に居るときは
またあとで、といって

季節の風を、身体に感じ
それからまた、いつもの椅子に
花の店は坂の途中
花の店は坂の途中


5.旧友再会フォーエバーヤング

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

久しぶりに逢えたのだから つもる話もかずかずあるけど
何だか胸がしめつけられて
あなただけとにかく元気でなによりです

結婚してから十年になり 子供に追われる暮らしの中で
男の夢だけ捨て切れません
目の前のマッターホルンがまだなのです

あゝあの頃よりは少し あゝ歳もとりました だけど
時には無邪気に はしゃいでみたいと
フォーエバーヤング フォーエバーヤング

僕はといえば時計にはじかれ 灰色の街に吸い込まれている
今日一日の照れ笑いのすべてを
ビールの泡と一緒に飲みほしてます

若かった頃が一番きれいでしょう 煙草をやめたりむやみに走ったり
そんな毎日が立派だなんて 魂が熱くならなきゃ恥ずかしいだけ

あゝあの頃よりは少し あゝ歳もとりました だけど
時には男だと 肩いからして
フォーエバーヤング フォーエバーヤング

あゝあなたの様な生き方も あゝ私の様な毎日も
人生なんだと 言えるでしょうか
随分歩いて来たようで 夢につまづいた日々に追われる
フォーエバーヤング フォーエバーヤング


6.朝陽がサン

作詞:吉田拓郎・福岡英典
作曲:吉田拓郎

朝日がサン おはようサン
社会の皆サマ おはようサン
君のおはようは元気ですか How are you
今日は新しい一日であります
最初のステップ 気合いのステップ
大事なステップ 踏み出す時がきた

朝日がサン おはようサン
朝日がサンサン おはようサン

朝日がサン おはようサン
地球は輝く おはようサン
晴ればれ空気吸って胸張って Up to you
今日の主役は君なのであります
小さなステップ でも気合いのステップ
記念のステップ 踏み出す時がきた

朝日がサン おはようサン
朝日がサンサン おはようサン

今日のステップを 怒濤の一歩を
君のステップを 渾身の一歩を
まっさらな大地に 新しい一歩を
昨日とは違う はじまりの一歩を

朝日がサン おはようサン
朝日がサン おはようサンサン
朝日がサン おはようサン
朝日がサンサン おはようサン


7.言葉

作詞:松本隆
作曲:吉田拓郎

電話の声は ささやきまじり
ごめん起こしてしまったんだね
いま他愛ないやりとりのあと
ぼくは一言闇に浮かべた
「愛してる」

月並みすぎる一言だけど
他にどうにも言い方がない
静けさのあと驚く君が
時を両手でもて余してる
「愛してる」

そう三ヶ月悩んで来たよ
そして最後の三日は苦しみ
心の奥の暗い迷路で
たった五文字の道しるべ見た
「愛してる」

君は未来をこわがっているし
ぼくは過去へと縛られている
こんな何処にも転がっている
言葉が一番重いんだなんて
「愛してる」

預かっとくってそう言うんだね
ぼくの言葉を鳥カゴに入れちまって
そうさ君の部屋のガラス箱に入れて
ゆっくりながめて見るんだね
「愛してる」

こわい言葉を言ってしまった
もう友だちで居られないんだよ
人生さえも塗り替えるほど
こわい言葉を言ってしまった
「愛してる」


8.僕の人生の今は何章目ぐらいだろう

作詞:トータス松本
作曲:トータス松本

よかれ悪かれ言いたいことを全部言う
気持ちいい風を魂に吹かす
今はどの辺りだろう
どの辺まで来ただろう
僕の人生の今は何章目ぐらいだろう

アホな冗談で涙流して笑う
屁みたいな歌を大きく歌う
今はどの辺りだろう
どの辺まで来ただろう
僕の人生の今は何章目ぐらいだろう

朝が、昼が、夜が、毎日が
それぞれに いとおしい

君が、彼が、あいつが、誰かが
それぞれに いとおしい

何気ない その笑顔を
頼もしい 奴の声を
変わらない この心を
とめどない あの涙を

忘れたい 昔の事
ゆずれない 初恋の事
わからない あの出来事
しょうもない 昨日の事

叫びたい でかい声で
つかみたい 力尽くで
遊びたい 一晩中
眠りたい 君の横で

いつまでも 図々しく
どこまでも 明日はつづく


9.どうしてこんなに悲しいんだろう

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

悲しいだろう みんな同じさ
同じ夜を むかえてる
風の中を 一人歩けば
枯葉が肩で ささやくョ

どうしてだろう このむなしさは
誰かに逢えば しずまるかい
こうして空を 見あげていると
生きてることさえ むなしいョ

これが自由というものかしら
自由になると 淋しいのかい
やっと一人になれたからって
涙が出たんじゃ困るのサ
やっぱり僕は人にもまれて
皆の中で 生きるのサ

人の心は 暖かいのサ
明日はもう一度 ふれたいな
一人ごとです 気にとめないで
ときには こんなに思うけど
明日になるといつもの様に
心を閉ざしている僕サ


10.落陽

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

しぼったばかりの夕陽の赤が 水平線からもれている
苫小牧発・仙台行きフェリー
あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ
おまけにテープをひろってね 女の子みたいにさ
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく

女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん
あんたこそが正直ものさ
この国ときたら 賭けるものなどないさ
だからこうして漂うだけ
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく

サイコロころがしあり金なくし フーテン暮らしのあのじいさん
どこかで会おう 生きていてくれ
ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった
男の話を聞かせてよ サイコロころがして
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく


11.いつか夜の雨が

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

いつか夜の雨が 走りはじめたネ
過ぎ去るものたちよ そんなに急ぐな

きみの住む街を おもいださせるネ
あの頃の愛の唄よ 喜びをうたうな

きみが吐く息に 呼吸をあわせながら
うたいつづける ぼくに
きみが何処へ行くのか
知らせてくれないか
かえっておいで ぼくに

いつか夜の雨が きみの寝顔に
安らぐひとときよ いつまで続くか

きみの眠る部屋も おなじ雨だね
でてきてくれないか いつでも待ってる

ぼくの愛の唄は 子守唄になったろうか
つらく長い日々に
ぼくの愛の唄は
慰めになったろうか
色あせやすい 日々に

いつか夜の雨が
いつか夜の雨が
いつか夜の雨が……


12.いくつになってもhappy birthday


13.a day

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

こんなにつらい日があるんだネ
朝から意味も無く泣けてくる

どうせ私の心なんてわからないでしょう
どんなに考えてるか知らないんでしょう

フザケンじゃないよって憤り
あっち向いて歩くしかないじゃないの


世の中いやな奴いるんだネ
人生生き甲斐を見失い

きっと私の何もかもイヤなんでしょう
顔を見るだけで腹が立つんでしょう

どこかへ消えちまえってやつあたり
世界はアンタなんか欲しくない

こんなにヤバイ日はしかたない
ここまで頑張って来たじゃない

今日の私はちっぽけなイモの花
夢はあるけれど言わないんだよ

ほっといておくれってうそぶいて
ひとりぼっちそれなりに生きてやる

どんな事があろうと私らしく
どんな事が起こっても負けるもんか


14.ホームラン・ブギ2003


15.サマータイムブルースが聴こえる

作詞:松本隆
作曲:吉田拓郎

かなりやばい線になってきた
防波堤の上に 朝陽が射すよ
朝まで眠らないと 頑張った
君も猫のように 寝息たててる

サマータイム・ブルース
潮風の中に聴こえたよ
サマータイム・ブルース
ほろ苦い歌が
ぼくも淋しかったんだね

ギターケース抱えて歩いたよ
何故かバスにのるより自由な気がして
こんな馬鹿なことが出来るのも
20才になるまでさ それでいいよね

サマータイム・ブルース
手当り次第に声かけて
サマータイム・ブルース
みんな振られたよ
君も淋しかったんだね

砂浜のキャンプで抱きあった
君もぼくも それが初めてだった
何もかも終わった 星の夜
誰かが PPM 歌っていたよ

サマータイム・ブルース
青い夏のせいさ誰だって
サマータイム・ブルース
人恋しいよ
みんな淋しかったんだね

サヨナラのあとで
Tシャツの背中に気付いたよ
「バカ」って赤い
口紅の文字さ
君も淋しかったんだね
みんな淋しかったんだよ

サマータイム・ブルース
サマータイム・ブルース


16.パラレル


17.流星

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

たとえば僕が まちがっていても
正直だった 悲しさがあるから……流れて行く
静けさにまさる 強さは無くて
言葉の中では何を 待てばいい……流れて行く
たしかな事など 何も無く ただひたすらに 君が好き
夢はまぶしく 木もれ陽透かす 少女の黒髪 もどかしく
君の欲しいものは何ですか 君の欲しいものは何ですか

さりげない日々に つまずいた僕は
星を数える 男になったよ……流れて行く
遠い人からの 誘いはあでやかで
だけど訪ねさまよう風にも 乗り遅れ……流れて行く

心をどこか 忘れもの ただそれだけで つまはじき
幸福だとは 言わないが 不幸ぶるのは がらじゃない
君の欲しいものは何ですか 君の欲しいものは何ですか

流れる星は 今がきれいで ただそれだけに 悲しくて
流れる星は かすかに消える 思い出なんか 残さないで
君の欲しいものは何ですか 僕の欲しかったものは何ですか


18.純情

吉田拓郎・加藤和彦
作詞:阿久悠
作曲:加藤和彦

永遠のたずねびと それは きみだろ
追いかけて 追いかけて 心ぶつける
つれないそぶりに一から出直し

この胸に 眠らない ガキが住んでて
いつの日も いつの日も きみを求める
とどかぬ想いも 明日のたのしみ

おれたちの とんだ失敗は 純情だけ

Only you ずっと Only you…
不器用だね 不細工だね

Only you もっと Only you…
真実には 流行りはない ただひとりを想う

澄んだ瞳で 生きたのは きみがいたから
変わりなく 変わりなく 恋を伝える
未練と情熱 表と裏でも

おとなしく いい子では 死んだ気になる
かき立てて かき立てて 熱く迫って
ここまで来たなら 一生しごとさ

おれたちの とんだ失敗は 純情だけ

Only you やはり Only you…
もういいだろ もういいだろ

Only you さらに Only you…
まだ足りない まだ足りない まだ心が軽い

(Only you Only you Only you Only you)

Only you さらに Only you…
まだ足りない まだ足りない まだ心が軽い

Only you さらに Only you…
まだ足りない まだ足りない まだ心が軽い


19.人生を語らず

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

朝日が 昇るから
起きるんじゃなくて
目覚める時だから 旅をする
教えられるものに 別れを告げて
届かないものを 身近に感じて
越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ 人生を 人生を語らず

嵐の中に 人の姿を見たら
消えいるような 叫びをきこう
わかり合うよりは たしかめ合う事だ
季節のめぐる中で 今日をたしかめる
越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ 人生を 人生を語らず

あの人のための 自分などと言わず
あの人のために 去り行く事だ
空を飛ぶ事よりは 地をはうために
口を閉ざすんだ 臆病者として
越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ 人生を 人生を語らず

おそすぎる事はない 早すぎる冬よりも
始発電車は行け 風を切ってすすめ
目の前のコップの水を ひと息にのみほせば
傷もいえるし それからでもおそくない
越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ 人生を 人生を語らず

今はまだまだ 人生を語らず
目の前にも まだ道はなし
越えるものは すべて手さぐりの中で
見知らぬ旅人に 夢よ多かれ
越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ 人生を 人生を語らず

越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ 人生を 人生を語らず